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卒業式中止のお知らせ

新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴う卒業式中止のお知らせ

本校では、昨今の新型コロナウイルス感染症の影響拡大について政府の基本方針および文部科学省からの通知を受け、令和2年3月6日に保護者やご家族のみなさまへの招待を自粛し、縮小した形式での開催を予定しておりました卒業式を中止することにいたしました。卒業式を心待ちにされていた卒業生のみなさま、保護者やご家族のみなさまのご心中を拝察しますと断腸の思いではございますが、感染拡大の予防と卒業生ならびにご参列者様の安全を最優先として決定に至りましたことをどうぞご理解いただきたくお願い申し上げます。

JCHO東京新宿メディカルセンター附属看護専門学校 校長


卒業生からの挨拶

やわらかな日差しに春の訪れを感じるようになったこの良き日に、私たちは卒業を迎えました。この度、卒業を迎えることができましたのも、諸先生方、ならびに皆様の温かいご指導のおかげと深く感謝しています。
思い起こせば三年前、私たちは看護師になるという目標と、新たな学生生活への不安や期待を胸に抱き、この学校に入学しました。学ぶ量の多さや専門用語に圧倒され、学習についていけるのかと不安を抱きました。また、知識だけでなく技術も習得しなければならず、看護師への道はとても厳しいものであると痛感しました。
入学して半年が経った頃、戴帽式を迎えました。看護への情熱の灯をともしたロウソクを持ち、ナースキャップを戴いたときの感動を、今でもハッキリ覚えています。看護師への道を歩み始める決意に、喜びと誇らしさを感じるとともに命を預かる仕事に就くという責任の重さを改めて感じました。その後、三年間で述べ1035時間にも及ぶ臨地実習が始まりました。私たちは様々な方々と出会い、看護とは何かを考え、自分を見つめ直すこともできました。
私は老年看護学実習で80歳代の患者様を受け持たせていただきました。疾患や加齢による傾眠傾向・嚥下機能の低下から、経口からの食事摂取は困難であると考えられていました。直接嚥下テストの際に、栄養補助食品を口にした患者様が「これは美味しいね」「やっぱり口から食べたい」と生き生きと表情豊かに話される姿がとても印象的で、そのときに患者様の“食べる”ことに対する気持ちに直接耳を傾けていなかったことに気が付きました。
十分食べることのできない患者さまに対し、私にできることは何かと悩むことがありました。そのため、カンファレンスで「患者様は食べたいと思っている」ということを伝え、指導者さんや先生に助言を頂き、その時々の患者様の意向に沿って食べることを尊重する関わりや、食事摂取前に覚醒を促す関わりに努めました。また、患者様の状態に合わせて摂取量を決定することが必要だと学びました。看護師は患者様の代弁者であることを改めて実感し、その方の生活や人生がより豊かになるような働きかけが大切だと学ぶことができました。
実習の中で、自分の知識不足や視野の狭さ、未熟な技術に落ち込み、行った援助が適切であったのか悩むこともありました。そのような時、病棟の指導者や学校の先生方が私たち一人ひとりの話を親身になって聞いてくださったおかげで、私たちは自身の課題を明確にでき、それぞれの看護観を深めていくことができました。また、三年間頑張ってこられたのは家族の大きな支えがあったからだと思います。親元を離れて暮らす学生は、帰省時に見る家族の顔や、電話で聞く家族の声に心が和み、通学生は疲れて帰った時や落ち込んでいるとき、いつも変わらずかけてもらう「おかえり」の言葉に癒され、家族の存在の大きさ、大切さを改めて実感することができたと思います。この三年間、いつも温かく見守り応援し支えてくれた家族に対し感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、今日卒業を迎えられるのは三年間の苦楽を共に過ごしたクラスの仲間がいてくれたからです。厳しく長い実習の中で、落ち込んだ時には互いに励まし合い、なにも話さなくても一緒に帰り道を歩くだけで気持ちが明るくなることもありました。このクラスの仲間と出会い、ともに学べたことを誇りに思います。これからも立ち止まったり、悩んだりすることがあると思います。そんな時はクラスの仲間を心の支えとして乗り越えていきましょう。私たちならきっと乗り越えていけると思います。
在校生の皆さん、看護師への道は時に自信をなくし、投げ出したくなることもあると思います。しかし、先生や家族、友人、そしてクラスメイトの仲間に支えられていることを忘れないでください。今できることを一つひとつ積み重ね、残りの学校生活を悔いの残らないように過ごしてください。
最後になりましたが、学校長をはじめ諸先生方、実習病院等施設スタッフの皆さま、そして家族や友人に心から感謝いたします。母校の更なる発展をお祈り申し上げ、感謝の言葉に代えさせていただきます。
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