戴帽式(たいぼうしき)

2024年11月27日に1年生の戴帽式を行いました。

戴帽式はナースキャップを戴く式です。ナースキャップは、看護師の象徴として職業に対するプライドと情熱を誇示する意味をもっています。
現在ではキャップの使用はほとんどなくなってきていますが、本校では、初めて患者さんを受け持つ実習の前に、学習の動機付けとして、戴帽式を行っています。
戴帽の儀式を通し、看護という歴史をひもとき、ナイチンゲールがクリミア戦争の際、深夜ランプを持って患者さんを見回ったという、あの灯を今受け継ぎ、看護の道への新たなる誇りと責任を自覚してほしいと願っています。

ナースキャップをつけてもらい、ナイチンゲールの灯からろうそくに灯をいただきます。
その後にクラス全員で考えた【誓いの言葉】を唱和しました。

第13期生 戴帽式 誓いの言葉

私たち、第13期生は看護の道を志すものとして誓います
私たちは、あたたかい心と笑顔を忘れず
対象者に寄り添い、その人らしさを尊重した援助を行います
変化する社会に対応した知識と技術を身につけられるよう
日々向上心を持って学び続けます
医療に携わる一員として、仲間と支え合いながら
誠実に看護の道を歩んでいくことを誓います

学生の声(1年生より)

戴帽式を終えて、改めて自分が看護師になりたいと決意した初心を思い返すことができました。患者さんに少しでも良い看護ができるように、頑張っていきたいと思います。皆で考えた誓いの言葉を忘れず、仲間と支え合いながら、看護師になる夢を叶えたいと思います!