初期研修はEPOCシステム及び評価表・アンケートを使用する。
研修医に対する評価
研修医による自己評価
PG-EPOC上の評価票を用いて自己評価
指導医からの評価
PG-EPOC上で評価票を用いて研修医を評価
指導者からの評価
PG-EPOC上でコメディカルの各部門代表者から研修医を評価
指導医に対する評価
研修医による評価
PG-EPOC上で評価票を用いて研修医が指導医を評価
研修アンケート(研修医による評価)
評価時期
評価時期は研修医・指導医・指導者による評価は各科ローテーション毎、研修アンケートは半期毎に行う。PG-EPOC上での経験目標、到達目標、レポートは全研修期間での評価であるが、行動目標、経験目標A、B、Cにつき遅滞なく入力していく。それぞれの評価項目に応じ、指導を受けた指導医に評価依頼を行う。評価依頼を受けた指導医はその項目に対して研修医評価を行う。レポート提出も同様。プログラム評価は研修の修了に合わせて行う。
研修修了判定
臨床研修修了判定基準
研修実施期間
2年間の研修中の休止日数が90日以下であること(土日祝日を除く)。
臨床研修の到達目標
経験目標のうち必修項目を100%経験していること。
経験が求められる疾患・病態のうち70%以上(29症候+26疾患)を経験していること。
経験症例等のレポート提出
全ての経験症例等レポートを指定形式で記載し、指導医の承認が得られていること。
臨床医としての適性評価
「安心、安全な医療の提供ができない場合」、「法令・規則が遵守できない者」に関しては修了を認めない。
修了認定について
研修管理委員会は、研修医の研修期間修了に際し、上記研修修了基準にもとづいた臨床研修に関する当該研修医の評価(総合判定)を行い、その結果を病院長に対して報告する。病院長は,研修管理委員会の評価に基づき、修了認定された当該研修医に対して,必要事項を記載した臨床研修修了証を発行する。
評価の結果、当該研修医が研修を修了していないと認められる場合は、速やかに当該研修医に対して、理由を付してその旨を文書で通知する。