パンフレット

オレンジチーム

オレンジチームの取り組み

当院は「地域が創る病院 病院が創る地域を」掲げ、医療機関が行う、医療機関だからこその認知症対応を目指し、3つのオレンジを活用したオレンジチーム活動を推進しています。

3つのオレンジとは

・オレンジステーション:認知症や病院に不案内な方がいつでも気軽に立ち寄っていただける場所
・オレンジファイル:支援が必要な方の目印
・オレンジリング:支援が必要な方をサポートするオレンジスタッフの目印

オレンジチームの活動を動画で紹介しています。

箪笥町高齢者総合相談センターによる高齢者出張相談を実施します

毎月第2水曜日に実施します。詳細はこちら(PDF)をご覧ください。

認知症サポーター養成講座

当院認知症患者さまに対し、温かく質の高いケアを提供するため、毎年2~3回の認知症サポーター講座を実施し、多くのスタッフが熱心に受講しています。
この積極的な取り組みにより、職員は認知症に理解を深め、適切なサポートを提供できるスキルを身につけています。
当院では、認知症サポーターの講座が単なる資格取得だけでなく、患者様とのコミュニケーションや感情面でのサポートにも焦点を当てています。 これにより、患者様がより快適な診療環境を感じ、安心して受診できるよう配慮しています。
現在、職員の約半数である400名ほどのスタッフが認知症サポーターの資格を取得しています。そのため、患者様は安心感を持ちながら当院を受診し、認知症に理解と温かいケアを期待できます。
安心して治療を受けていただけるような環境作りに努めています。
また、オレンジリングをつけている職員でも、そうでない職員でもなにかあれば是非お声がけください。

認知症サポーター養成講座会場 受講状況

附属看護専門学校の学生と協働

オレンジチームは、附属看護専門学校の学生と協働し『私たちのオレンジプラン ~3つのオレンジを活用した認知症対応~ 』の展示を行っています。

展示期間 2022年11月16日(水)~2023年3月31日(金)(予定)

『展示コーナー』

『健康展 黒川先生の講義の様子』

健康展は2022年11月18日(金)に実施されました。こちらからもポスターなどの詳細ご覧いただけます。

コラム

当初このプロジェクトは‛3つのオレンジへの恋‘として始まりました。ロシアの作曲家プロコフィエフのオペラ「3つのオレンジへの恋」(原作はイタリアの劇作家カルロ・ゴッツイ)をもとにしたものです。うつ病でふさぎ込む王子が魔女の転ぶ姿を見て思わず笑ってしまい、それに怒った魔女が腹いせに「3つのオレンジに恋する」という呪いを王子にかけてしまいます。王子は数々の危険を冒して3つのオレンジを手に入れ、最後には3つ目のオレンジからできた王女と結ばれるという寓話劇です。我々が、提供する‛3つのオレンジ’によって認知症の方や当院を初めて受診するなど不安を抱える人々が笑顔を取り戻し、病院職員に見守られながら安心して病院内を移動できるようにとの願いを込めています。