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第57号 令和8年1月号
第57号
令和8年1月号
*掲載の写真はご本人の了承を得ております。
心の相談、のります
~うつ・不安・不眠~
うつ病は単なる落ち込みとは違い、れっきとした疾患です。ストレスがきっかけとなることが多いですが、ときには思い当たるストレスがなくても発症することもあります。放っておいて重症化すると自分で治る力が失われてしまいます。気分が落ち込み、意欲が低下し、眠れなくなり、食欲もなくなります。いつもなら気分転換で回復していたのに、楽しいはずのことが楽しめなくなって来たら、赤信号かもしれません。当院の精神科はうつ病や双そうきょくせい極性障害等の感情障害の治療を得意としています。薬物もなるべく副作用の少ないものを適度に使用し、精神療法も併用しながら丁寧に治療いたします。初診の方は精神科外来にお電話いただければ、予約の仕方等について詳しくご案内いたします。もしかして…と思ったら、お気軽にご相談ください。
(精神科 黒澤 顕三)


仕事も家庭も治療も大切にできる生活を
シン・放射線治療室

新任の森島です!よろしくお願いします!放射線治療科は主にがん治療を行っております。がんの根治治療はもちろん、骨転移などに対する疼痛(とうつう)※1緩和目的でも治療します。
当院では、原則トモセラピーを用いて治療します。トモセラピー ※2 は強度変調放射線治療が得意で、周囲の臓器をできるだけ避けながらがんに放射線を当てることができます。ピンポイント照射(定位放射線治療)も行っております。乳がん術後照射は 16 回(3 週間+1日)で治療できます。トモセラピーによる心臓線量の低下※ 3 を行っています。前立腺がん根治照射※4は主に 20 回で治療しています。直腸の有害事象を減らすため、スペーサー※5 を積極的に入れています。
初回の診察からすぐに治療ができるよう体制を整えています。根治治療は 2 日~1 週間後に治療開始となることが多いです。緩和照射であれば、当日または翌日には治療開始可能です。院内外を問わず広く患者さんは受け入れておりますので、お気軽に問い合わせいただけますと幸いです。
精度の高い高品質な放射線治療はもちろんのこと、スタッフ間の連携にも力をいれております。安心と安全をモットーに、患者さ んに寄り添った医療の提供を心がけております。今後ともよろしくお願いいたします。
(放射線治療科 森島康介)



シン・化学療法室


かつて抗がん剤の治療は入院が基本でしたが、近年では抗がん剤の進歩や副作用に対する支持療法の開発、治療環境の整備など、がん医療技術が発展したことにより、外来や自宅でも抗がん剤治療を安全に行うことが可能となりました。化学療法室(かがくりょうほうしつ)は外来で抗がん剤治療を行う専用の病床で、当院では2008 年に開設し、様々な疾患の患者さんに利用されています。本年6月には、これまでの本館2階から地下2階に場所を移動し、より広く静かな環境でリラックスして治療を受ける事が出来る新しい化学療法室がオープンしました。
「当院の特色」
ベッド2 床とリクライニングチェア10 台を有し12 人の患者さんが同時に治療できます。
それぞれに無料のテレビを設置しているため、治療中も快適にお過ごしいただけます。また個々の空間はカーテンで仕切られ、プライバシーが守られるよう配慮しています。
(外来化学療法室長 大坂 学)

シリーズ 専門・認定看護師の活動紹介2
慢性看護・糖尿病看護

糖尿病を抱える患者さんは、日々の生活の中で様々な課題と格闘しながら生活されておられます。そういった患者さんや、そのご家族、あるいは職場の方、学校の方など患者さんを支える方々への支援を医師、管理栄養士、看護師、薬剤師(かかりつけ薬剤師も含む)などが行っています。さらに、この中で看護師は、
・慢性看護専門看護師
・糖尿病看護認定看護師
が、患者さんを生活者として捉えて支援しております。
例として、
● 爪切り
● タコうおのめ処置の実施
● スキンケア
● 傷の管理
● 靴の履き方、歩き方の指導
を行っています。
また、糖尿病の他、慢性疾患である心筋梗塞や不整脈などの心臓病や慢性腎臓病を抱える患者さんの日常生活の管理および治療上の困りごとについても、病棟- 外来- 透析室をまたいで多職種のスタッフと連携して支援しています。何かご相談があれば お気軽にお申し付けください。
専門認定看護師会(相川(あいかわ)・田淵(たぶち)・山口(やまぐち)・山地(やまじ)・竹田(たけだ))
新宿メディカルセンターを支える仕事人のリレーコラム20
介護福祉士 杉島さんに聞く
介護福祉士の資格を持つ方は高齢者施設に勤務されることが多く、病院に勤務される方は少ないとのことです。そこで今回は病棟に配属されている介護福祉の杉島さんにお話を伺いました。
Q そもそも介護福祉士とはどんな資格なのですか?
A 介護の専門職として高齢者や障がいのある方々の心身の状態に合わせ、日常生活を支援する国家資格です。具体的には食事や入浴、排泄などの身体介助(かいじょ)から掃除や洗濯といった身の回りのことをお手伝いします。また患者さんが自宅に帰るために必要な歩行や食事の訓練を日常生活の中で行っていきます。自宅に帰ってからも安心してくらせるように自宅改修(じたくかいしゅう)や福祉用具(ふくしようぐ)の相談を受けたり、家族の方に介助に関する指導を行うこともあります。
Q 病院に勤務する介護福祉士の方は少ないと聞いていますが、なぜ当院に入職しようと思ったのですか?
A 以前は老人保健施設(以下、老健)で働いていました。在宅生活を送るためにリハビリをして帰るという施設で支援を行っていました。老健ではほとんどの方が自宅や病院から入所されます。働いていく中でもっと多くの方と実際に関わって、知識ではなく経験として知りたいと思いました。そこで当院は療養介助員(りょうようかいじょいん)ではなく介護福祉士として採用があったためJCHO内の移動希望を活用して入職しました。
Q 入院患者さんのお世話をするにあたって、介護福祉士の強みはなんでしょうか?
A 身体的介助が一番だと思います。患者さんの体に負担をかけずに安全に入浴やベッドから車椅子への乗り移りなどが行えます。ほかにも患者さんが車椅子やシルバーカーを購入またはレンタルする場合に、使用する状況に合わせたものを助言できます。
Q4 最後に読者の方に向けて、一言お願いします。
A 入院患者さんが困っていること不安なこといn寄り添い、心の支えとなれるようにこれからも精一杯がんばって行きたいと思います。


院スタグラム
2025年7月23日(水)ボランティア 大山弘翔バイオリンコンサート

2025年7月23日(水)SMC 夏祭り 病院のお仕事やってみよう

2025年7月24日(木) 健康教室 足の疾患の診断と治療 整形外科

2025年7月25日(金) 神楽坂まつり阿波踊り大会

