東京都がん診療連携協力病院としての取り組み
日々のがんの診療をはじめとしてさまざまな取り組みがあります。
外来化学療法室
外来化学療法室
近年、がん治療において治療効果の高い新薬の開発や副作業の対策が進みました。そこで診察当日に検査データ、体調の確認を行い、医師の診察にて許可されれば、入院せずに抗がん剤点滴治療を行い、その日に帰宅が可能となりました。当院では2008年6月に外来化学療法室が開設され、現在は本館2階にてリクライニングチェア10床、ベッド2床にて外科、呼吸器内科、血液内科、消化器内科、泌尿器科、脳神経外科、放射線科の癌治療、リウマチ科、皮膚科、眼科の難病治療と多くの診療科で治療を行っています。入院せずに仕事や家事・育児を行いながら、外来で治療を受ける事ができるよう、患者さまの生活状況に合わせ、主治医と共に看護師、薬剤師が協働し、支援しています。
がん相談
入院、外来を問わずがんに関するあらゆる質問、相談を受け付けています。セカンドオピニオンのご相談にも応じ、適切と思われる各科の担当医を紹介します。 がん患者さま、ご家族の交流の場「がん患者サロン」の企画も行っています。
院内がん登録
病院で診療されたり、治療されたりした患者さまのがんについての情報を集計、管理を行ってます。
緩和ケアチーム
医師、看護師、薬剤師らがチームになって各病棟を回診し治療方針の相談に加わります。緩和ケア病棟については別項を参照してください。当院では、痛みに対する神経ブロックは施行しておりません。他院と連携して治療にあたっています。
キャンサーボード
院内の各科の医師、看護師、薬剤師が集まって治療方針の検討や勉強をする会です。毎月1回開催しています。
公開カンファランス
毎年他病院の専門家を招き当院の専門医とで講演会を開催しています。地域のクリニックや病院からの参加をお待ちします。
市民講座
一般の方を対象にがんや療養生活に関する講座を開催しています。どなたでもご参加いただけます。
がん情報誌「いきいきかぐらざか」
2010年度から当院のがん診療に関する情報を載せる情報誌を発行いたします。
こちらから
がん情報誌「いきいきかぐらざか」
ご覧いただけます。
地域連携パス
手術などの治療後の患者様の経過観察を地域のクリニックと共同して行っていくた めのものです。肺がん・胃がん・肝がん・大腸がん・乳がん及び前立腺がんに関し て、東京都医療連携手帳(がん地域連携クリティカルパス)が整備されており、利用 しています。
地域に根ざすがん診療
JCHO東京新宿メディカルセンターでは医師、薬剤師、栄養師、放射線・臨床検査・リハビリなどのさまざまな分野の技師、それにもちろん大勢の看護師がチームを組んでお一人のがんに対する治療に熱意をもって立ち向かっています。 がんは日常的でとても多い疾患ですから、全国のどこにでもしっかりと治療できる病院がなければいけません。大学病院やがんセンターなどは高いレベルのがん診療を行っている病院ですがその地域性や数には限りがあります。この点で重要な役割を担うのは地域のための医療を展開する各地の総合病院です。当院は新宿区、文京区、千代田区の境にありますが、さらに広い範囲のクリニックや病院と連携し地域に根ざすがん治療を行っています。大学病院やがんセンターに負けない診療レベルを保ちながら総合病院ならではの良さを発揮しています。 がんは心臓、肺、脳梗塞などのご病気をお持ちの高齢の方に多い病気ですから、それらの病気をコントロールしながらがんの治療を行わなければなりません。当院では各部門が良く連携し、チーム医療としてご高齢の方やいろいろなご病気をお持ちの方にも万全の態勢で対応しております。また検診、診断、治療から緩和ケアまで治療の一貫性を誇りとしてがんの治療にあたっています。 これからも地域のみなさまが最新の高度ながん医療を安心してうけられますよう、各部門が一致協力して診療に従事いたします。
当院のがんへの取り組み一覧
【がんゲノム医療について】
一部のがん治療では、標準治療として「がん遺伝子検査」を行い、遺伝子の変化に対応した薬の選択による治療が行われています。 一方で、標準治療がない、または終了したなどの条件を満たす方を対象に、がんゲノム医療として多数の遺伝子を同時に調べる「がん遺伝子パネル検査(がんゲノムプロファイリング 検査)を行い、検査結果を元に治療を行うことが出来る場合があります。 当院では、「がん遺伝子検査」を行うことは出来ますが、「がん遺伝子パネル検査」を行うことは出来ないため、ご希望のがんゲノム医療中核病院、がんゲノム医療拠点病院、または がんゲノム医療連携病院に紹介させていただいております。
【AYA世代のがんへの治療および支援について】
AYA(Adolescent and Young Adult)世代とは、一般的に15歳~39歳の方のことです。
この年代は、進学、就職、結婚、出産、育児など、様々な状況を抱えながらがん治療の継続が必要です。当院では、がん看護外来やがん相談支援センターで、療養や就労などに関する様々な相談支援を行っております。
【妊孕性(にんようせい)の温存について】
妊孕性とは、「妊娠するための力」のことで、妊孕性温存は「妊娠するための力を保つこと」です。がん治療が生殖機能に影響すると妊孕性を損なうことがあるため、治療開始前に妊孕性温存について検討する必要があります。
まずがん治療を行う医師(主治医)と相談し、さらに生殖医療を専門とする医師の診察を受ける必要があります。
当院では、妊孕性温存療法を行うことは出来ないため、情報提供させていただいた後、ご希望の医療機関へ紹介させていただいております。
【小児がんについて】
当院は小児がんの診療は行っていないため、小児がん拠点病院、東京都小児がん診療病院をはじめとする、ご希望の医療機関へ紹介させていただいております。
【希少がんについて】
当院で診療を行っていないがんの場合、希少がんセンターのある国立がん研究センター中央病院をはじめとするご希望の医療機関への紹介させていただいております。
がん相談について
当院では、がんでお悩みの患者様、ご家族のために「がん相談の窓口」を設置しています。がんに関わるさまざまな問題、心配事について、医師、看護師、薬剤師などの専門職と連絡調整をとりながらご相談に応じています。
担当者 | ソーシャルワーカー・看護師 |
---|---|
場所 | 患者サポートセンター内がん相談支援センター |
受付時間 | 月曜日から金曜日(祝日を除く)9時00分~16時 |
連絡先 | 03-3269-8137(がん相談専用直通) |
※以前、行っておりましたFAX、電子メールでのご相談は現在、対応しておりませんので電話にてご連絡下さい。
ご相談いただける内容
- 病気のことが不安だ
- 介護や看護の方法で悩んでいる
- 医療費や生活費のことで困っている
- 緩和ケアのことを知りたい
- セカンドオピニオンについて知りたい
- 地域の往診医や訪問看護師を紹介して欲しい
- AYA世代(15~39歳)の方の療養や、就学就労、妊よう性に関すること
- がん治療と仕事の両立ができるか心配している
- 緩和ケア病棟入院のための外来受診予約
- 外来予約に関する詳細はこちら
など、がんに関わるさまざまな事 面談は原則予約制です。 相談内容については秘密を厳守しております。 ご相談に関する費用はかかりません。お気軽にご連絡ください。
各がんに対する対応
【診療機能-専門分野(部位別)】 ※我が国に多いがん
○:対応している ×:対応していない
対象疾患 | 治療内容 | 対応状況 | 担当診療科 | 左記の治療に対応する専門医 *所属学会専門医については様式4②を参照 | |
肺がん | 手術 | 開胸手術 | ○ | 外科 | 日本外科学会 外科専門医 |
胸腔鏡下手術 | ○ | ||||
化学療法 | ○ | 外科内科 | 日本外科学会 外科専門医 | ||
日本内科学会 総合内科専門医 | |||||
日本呼吸器学会 専門医 | |||||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 外科 内科 放射線治療科 | 日本外科学会 外科専門医 | |
日本内科学会 総合内科専門医 | |||||
日本呼吸器学会 専門医 | |||||
定位放射線治療 | × | 日本医学放射線学会 放射線治療 専門医 | |||
小線源治療 | × | ||||
光線力学療法 | × | ||||
集学的治療 | ○ | 外科 内科 | |||
胃がん | 手術 | 開腹手術 | ○ | 外科 | 日本外科学会 外科専門医 |
腹腔鏡下手術 | ○ | 日本消化器外科 学会 専門医 | |||
内視鏡的治療 | 粘膜切除術(EMR) | ○ | 内科 消化器科 | 日本内科学会 総合内科専門医 | |
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医 | |||||
粘膜下層剥離術(ESD) | ○ | 日本消化器病学会消化器病専門医 | |||
化学療法 | ○ | 外科・内科 消化器科 | 日本外科学会 外科専門医 | ||
日本内科学会 総合内科専門医 | |||||
日本消化器病学会消化器病専門医 | |||||
日本消化器外科 学会 専門医 | |||||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 外科・内科 消化器科 放射線治療科 | 日本外科学会 外科専門医 | |
日本内科学会 総合内科専門医 | |||||
日本消化器病学会消化器病専門医 | |||||
日本消化器外科 学会 専門医 | |||||
日本医学放射線 学会 放射線治療専門医 | |||||
光線力学療法 | × | ||||
集学的治療 | ○ | 外科・内科 消化器科 | |||
大腸がん | 手術 | 開腹手術 | ○ | 外科 | 日本外科学会 外科専門医 |
日本消化器外科 学会 専門医 | |||||
腹腔鏡下手術 | ○ | 日本大腸肛門病 学会専門医 | |||
内視鏡的治療 | 粘膜切除術(EMR) | ○ | 外科 消化器科 | 日本外科学会 外科専門医 | |
日本大腸肛門病学会専門医 | |||||
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医 | |||||
日本消化器病学会消化器病専門医 | |||||
日本消化器外科学会 専門医 | |||||
化学療法 | ○ | 外科 消化器科 | 日本外科学会 外科専門医 | ||
日本消化器病学会消化器病専門医 | |||||
日本消化器外科 学会 専門医 | |||||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 外科 消化器科 放射線治療科 | 日本外科学会 外科専門医 | |
日本大腸肛門病 学会専門医 | |||||
日本消化器病学会消化器病専門医 | |||||
日本消化器外科 学会 専門医 | |||||
日本医学放射線 学会 放射線治療専門医 | |||||
小線源治療 | × | ||||
集学的治療 | ○ | 外科 消化器科 | |||
肝がん | 手術 | 開腹手術 | ○ | 外科 | 日本外科学会 外科専門医 |
日本消化器外科 学会 専門医 | |||||
化学療法 | ○ | 外科 消化器科 | 日本外科学会 外科専門医 | ||
日本消化器病学会消化器病専門医 | |||||
日本消化器外科 学会 専門医 | |||||
日本肝臓学会 肝臓専門医 | |||||
穿刺療法 | ラジオ波焼灼療法 | ○ | 外科 消化器科 | 日本外科学会 外科専門医 | |
日本消化器病学会消化器病専門医 | |||||
日本消化器外科 学会 専門医 | |||||
日本肝臓学会 肝臓専門医 | |||||
マイクロ波凝固法 | × | ||||
エタノール局所注入療法 | ○ | 日本外科学会 外科専門医 | |||
日本消化器病学会消化器病専門医 | |||||
日本消化器外科 学会 専門医 | |||||
日本肝臓学会 肝臓専門医 | |||||
肝動脈塞栓術(TAE) | ○ | 外科 消化器科 | 日本外科学会 外科専門医 | ||
日本消化器病学会消化器病専門医 | |||||
日本消化器外科 学会 専門医 | |||||
日本肝臓学会 肝臓専門医 | |||||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 外科 消化器科 放射線治療科 | 日本外科学会 外科専門医 | |
日本消化器病学会消化器病専門医 | |||||
日本消化器外科学会 専門医 | |||||
日本外科学会 外科専門医 | |||||
日本肝臓学会 肝臓専門医 | |||||
日本医学放射線 学会 放射線治療専門医 | |||||
定位放射線治療 | × | ||||
集学的治療 | ○ | 外科 消化器科 | |||
乳がん | 手術 | 乳房切除 | ○ | 外科 | 日本外科学会 外科専門医 |
乳房温存 | ○ | 日本乳癌学会乳腺専門医 | |||
乳房再建 | ○ | 日本乳癌学会専門医 | |||
化学療法 | ○ | 外科 | 日本外科学会 外科専門医 | ||
日本乳癌学会乳腺専門医 | |||||
日本乳癌学会専門医 | |||||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 外科 放射線治療科 | 日本外科学会 外科専門医 | |
日本乳癌学会乳腺専門医 | |||||
日本乳癌学会専門医 | |||||
日本医学放射線学会 放射線治療専門医 | |||||
小線源治療 | × | ||||
冷凍凝固摘出術 | × | ||||
集学的治療 | ○ | 外科 |
【診療機能 専門分野(部位別)】 ※我が国に多いがん以外のがん
専門分野
○:専門としている ×:専門としていない
対応状況
○:専門としている ×:専門としていない
対象疾患 | 専門 分野 | 疾患名 | 治療内容 | 対応状況 | 担当診療科 | 左記の治療に対応する専門医 | |
不足は追加 | *所属学会専門医については様式4②を参照 | ||||||
脳腫瘍 | ○ | 神経膠腫(びまん性星細胞腫、退形成性星細胞腫、膠芽腫など) | 手術 | 開頭術 | ○ | 脳神経外科 | 日本脳神経外科学会脳神経外科専門医 |
放射線療法化学療法 | 体外照射 | ○ | 放射線科 | 日本放射線学会放射線科専門医 | |||
定位放射線治療 | × | ||||||
髄膜腫 | 手術 | 開頭術 | ○ | 脳神経外科 | 日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医 | ||
神経鞘腫 | 手術 | 開頭術 | ○ | ||||
経耳的手術 | × | ||||||
下垂体腺腫 | 手術 化学療法 | 経鼻手術 | ○ | 脳神経外科 | 日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医 | ||
胚細胞腫 | 手術 | 開頭術 | 脳神経外科 | 日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医 | |||
放射線療法化学療法 | 体外照射 | ○ | 脳神経外科 放射線科 | 日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医 | |||
定位放射線治療 | × | 日本医学放射線学会 放射線治療専門医 | |||||
強度変調放射線治療(IMRT) | × | 日本放射線腫瘍学会認定医 | |||||
小線源治療 | × | ||||||
集学的治療 | × | ||||||
眼窩腫瘍 | × | 眼臉腫瘍 | 手術 | × | |||
結膜腫瘍 | 冷凍凝固術 | × | |||||
網膜芽細胞腫、 | 光凝固術 | × | |||||
ぶどう膜悪性黒色腫 | 化学療法 | × | |||||
涙腺腫瘍 | 眼動注 | × | |||||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 日本医学放射線学会 放射線治療専門医 | ||||
強度変調放射線治療(IMRT) | ○ | ||||||
小線源治療 | × | ||||||
集学的治療 | × | ||||||
口腔がん | ○ | 舌がん | 手術 | 摘除術、再建術 | × | ||
・ | 歯肉がん | 化学療法 | ○ | 歯科口腔外科 | 日本医学放射線学会 放射線治療専門医 | ||
上顎がん | 日本放射線腫瘍学会認定医 | ||||||
・ | 頬粘膜眼 | 放射線療法 | 体外照射 | ○ | 日本医学放射線学会 放射線治療専門医 | ||
下顎がん | 唾液腺がん | 強度変調放射線治療(IMRT) | ○ | ||||
下顎がん | 小線源治療 | × | |||||
集学的治療 | |||||||
咽頭 | ○ | 上咽頭がん | 手術 | 摘除術、再建術 | × | ||
・ | 中咽頭がん | 化学療法 | × | ||||
喉頭がん | 下咽頭がん | 放射線療法 | 体外照射 | ○ | |||
喉頭がん | 強度変調放射線治療(IMRT) | ○ | |||||
小線源治療 | × | ||||||
集学的治療 | × | ||||||
甲状腺 がん | ○ | 甲状腺がん | 手術 | ○ | 外科 | 日本外科学会 外科専門医 | |
化学療法 | × | ||||||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 外科 放射線治療科 | 日本外科学会 外科専門医 | |||
強度変調放射線治療(IMRT) | ○ | 日本医学放射線学会 放射線治療専門医 | |||||
小線源治療 | × | ||||||
放射性ヨード内服治療 | × | ||||||
集学的治療 | × | ||||||
食道がん | ○ | 頸部食道がん | 手術 | 開胸手術 | ○ | 外科 | 日本外科学会 外科専門医 |
胸部食道がん | 胸腔鏡下手術 | ○ | |||||
食道胃接合部がん(腹部食道がん) | 内視鏡的治療 | 粘膜切除術(EMR) | ○ | 消化器科 | 日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医 | ||
日本消化器病学会消化器病専門医 | |||||||
粘膜下層剥離術(ESD) | ○ | 日本消化器外科学会 専門医 | |||||
化学療法 | ○ | 外科 消化器科 | 日本外科学会 外科専門医 | ||||
日本消化器病学会消化器病専門医 | |||||||
日本消化器外科学会 専門医 | |||||||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 外科 消化器科 放射線治療科 | 日本外科学会 外科専門医 | |||
日本消化器病学会消化器病専門医 | |||||||
日本消化器外科学会 専門医 | |||||||
小線源治療 | × | 日本医学放射線学会 放射線治療専門医 | |||||
光線力学療法 | × | ||||||
集学的治療 | ○ | 外科 消化器科 | |||||
縦隔腫瘍 | ○ | 胸腺がん | 手術 | 開胸手術 | ○ | 外科 | 日本外科学会 外科専門医 |
化学療法 | ○ | 外科 | 日本外科学会 外科専門医 | ||||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 外科 放射線治療科 | 日本外科学会 外科専門医 | |||
日本医学放射線学会 放射線治療専門医 | |||||||
集学的治療 | ○ | 外科 | |||||
中皮腫 | ○ | 中皮腫 | 手術 | 開胸手術 | ○ | 外科 | 日本外科学会 外科専門医 |
化学療法 | ○ | 内科 | 日本内科学会 総合内科専門医 | ||||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 内科 放射線治療科 | 日本内科学会 総合内科専門医 | |||
日本医学放射線学会 放射線治療専門医 | |||||||
集学的治療 | ○ | 内科 | |||||
膵がん | ○ | 膵がん | 手術 | 開腹手術 | ○ | 外科 | 日本外科学会 外科専門医 |
化学療法 | ○ | 外科 消化器科 | 日本外科学会 外科専門医 | ||||
日本消化器病学会消化器病専門医 | |||||||
日本消化器外科学会 専門医 | |||||||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 外科 消化器科 放射線治療科 | 日本外科学会 外科専門医 | |||
日本消化器病学会消化器病専門医 | |||||||
日本消化器外科学会 専門医 | |||||||
日本医学放射線学会 放射線治療専門医 | |||||||
集学的治療 | ○ | 外科 消化器科 | |||||
胆道がん | ○ | 胆管がん | 手術 | 開腹手術 | ○ | 外科 | 日本外科学会 外科専門医 |
胆嚢がん | 化学療法 | ○ | 外科 消化器科 | 日本外科学会 外科専門医 | |||
日本消化器病学会消化器病専門医 | |||||||
日本消化器外科学会 専門医 | |||||||
乳頭部がん | 放射線療法 | 体外照射 | ○ | 外科 消化器科 放射線治療科 | 日本外科学会 外科専門医 | ||
日本消化器病学会消化器病専門医 | |||||||
日本消化器外科学会 専門医 | |||||||
日本医学放射線学会 放射線治療専門医 | |||||||
小線源治療 | × | ||||||
集学的治療 | ○ | 外科 消化器科 | |||||
腎がん | ○ | 腎がん | 手術 | 開腹手術 | ○ | 泌尿器科 | 日本泌尿器科学会専門医 |
腹腔鏡下手術 | ○ | 日本泌尿器科学会指導医 | |||||
腹腔鏡下小切開手術 | ○ | ||||||
化学療法 | ○ | 泌尿器科 | 日本泌尿器科学会専門医 | ||||
日本泌尿器科学会指導医 | |||||||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 泌尿器科 放射線治療科 | 日本泌尿器科学会専門医 | |||
日本泌尿器科学会指導医 | |||||||
日本医学放射線学会 放射線治療専門医 | |||||||
インターフェロン療法 | ○ | 泌尿器科 | 日本泌尿器科学会専門医 | ||||
日本泌尿器科学会指導医 | |||||||
集学的治療 | ○ | 泌尿器科 | |||||
膀胱がん | ○ | 膀胱がん | 手術 | 開腹手術 | ○ | 泌尿器科 | 日本泌尿器科学会専門医 |
経尿道的手術 | ○ | 日本泌尿器科学会指導医 | |||||
化学療法 | ○ | 泌尿器科 | 日本泌尿器科学会専門医 | ||||
日本泌尿器科学会指導医 | |||||||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 泌尿器科 放射線治療科 | 日本泌尿器科学会専門医 | |||
日本泌尿器科学会指導医 | |||||||
日本医学放射線学会 放射線治療専門医 | |||||||
膀胱内注入療法 | ○ | 泌尿器科 | 日本泌尿器科学会専門医 | ||||
日本泌尿器科学会指導医 | |||||||
集学的治療 | ○ | 泌尿器科 | |||||
尿路がん | ○ | 腎盂がん | 手術 | 開腹手術 | ○ | 泌尿器科 | 日本泌尿器科学会専門医 |
尿路がん | 腹腔鏡下手術 | ○ | 日本泌尿器科学会指導医 | ||||
経尿道的手術 | ○ | ||||||
化学療法 | ○ | 泌尿器科 | 日本泌尿器科学会専門医 | ||||
日本泌尿器科学会指導医 | |||||||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 泌尿器科 放射線治療科 | 日本泌尿器科学会専門医 | |||
日本泌尿器科学会指導医 | |||||||
日本医学放射線学会 放射線治療専門医 | |||||||
腎盂・尿管内注入療法 | ○ | 泌尿器科 | 日本泌尿器科学会専門医 | ||||
日本泌尿器科学会指導医 | |||||||
集学的治療 | ○ | 泌尿器科 | |||||
前立腺 がん | ○ | 前立腺がん | 手術 | 開腹手術 | ○ | 泌尿器科 | 日本泌尿器科学会専門医 |
腹腔鏡下手術 | ○ | 日本泌尿器科学会指導医 | |||||
腹腔鏡下小切開手術 | × | ||||||
化学療法 | ○ | 泌尿器科 | 日本泌尿器科学会専門医 | ||||
日本泌尿器科学会指導医 | |||||||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 泌尿器科 放射線治療科 | 日本泌尿器科学会専門医 | |||
日本泌尿器科学会指導医 | |||||||
強度変調放射線治療(IMRT) | ○ | 日本医学放射線学会 放射線治療専門医 日本核医学会 核医学専門医 | |||||
小線源治療 | × | ||||||
集学的治療 | ○ | 泌尿器科 放射線治療科 | 日本医学放射線学会 放射線治療専門医 | ||||
精巣がん | ○ | 精巣がん | 手術 | ○ | 泌尿器科 | 日本泌尿器科学会専門医 | |
日本泌尿器科学会指導医 | |||||||
化学療法 | ○ | 泌尿器科 | 日本泌尿器科学会専門医 | ||||
日本泌尿器科学会指導医 | |||||||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 泌尿器科 放射線治療科 | 日本泌尿器科学会専門医 | |||
日本泌尿器科学会指導医 | |||||||
日本医学放射線学会 放射線治療専門医 | |||||||
集学的治療 | ○ | 泌尿器科 | |||||
その他の 男性生殖器がん | ○ | 陰茎がん | 手術 | 開腹手術 | ○ | 泌尿器科 | 日本泌尿器科学会専門医 |
日本泌尿器科学会指導医 | |||||||
化学療法 | ○ | 泌尿器科 | 日本泌尿器科学会専門医 | ||||
日本泌尿器科学会指導医 | |||||||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 泌尿器科 放射線治療科 | 日本泌尿器科学会専門医 | |||
日本泌尿器科学会指導医 日本医学放射線学会 放射線治療専門医 | |||||||
集学的治療 | ○ | 泌尿器科 | |||||
子宮がん | ○ | 子宮頸がん | 手術 | 開腹手術 | ○ | 産婦人科 | 日本産科婦人科学会産婦人科専門医 |
子宮体がん | 腹腔鏡下手術(膣式) | × | |||||
化学療法 | ○ | 産婦人科 | 日本産科婦人科学会産婦人科専門医 | ||||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 産婦人科 放射線治療科 | 日本産科婦人科学会産婦人科専門医 | |||
小線源治療 | × | ||||||
光線力学療法 | × | ||||||
集学的治療 | ○ | 産婦人科 | |||||
卵巣がん | ○ | 卵巣がん | 手術 | 開腹手術 | ○ | 産婦人科 | 日本産科婦人科学会産婦人科専門医 |
化学療法 | ○ | 産婦人科 | 日本産科婦人科学会産婦人科専門医 | ||||
放射線療法 | 体外照射 | × | |||||
集学的治療 | ○ | 産婦人科 | |||||
その他の 女性生殖器がん | ○ | 膣がん | 手術 | 開腹手術 | ○ | 産婦人科 | 日本産科婦人科学会産婦人科専門医 |
外陰部がん | 化学療法 | ○ | 産婦人科 | 日本産科婦人科学会産婦人科専門医 日本医学放射線学会 放射線治療専門医 | |||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 産婦人科 放射線治療科 | 日本産科婦人科学会産婦人科専門医 | |||
日本医学放射線学会 放射線治療専門医 | |||||||
集学的治療 | ○ | 産婦人科 | |||||
皮膚腫瘍 | × | 悪性黒色腫 | 手術 | ○(in situのみ) | 皮膚科 | 日本皮膚科学会皮膚科専門医 | |
化学療法 | ○ | 皮膚科 | 日本皮膚科学会皮膚科専門医 | ||||
有棘細胞がん | 手術 | ○ | 日本皮膚科学会皮膚科専門医 | ||||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 皮膚科 放射線科 | 日本皮膚科学会皮膚科専門医 | |||
日本放射線学会放射線科専門医 | |||||||
日本放射線腫瘍学会認定医 | |||||||
化学療法 | × | ||||||
基底細胞がん | 手術 | ○ | 皮膚科 | 日本皮膚科学会皮膚科専門医 | |||
乳房外パジェット病 | 手術 | ○(in situのみ) | 皮膚科 | 日本皮膚科学会皮膚科専門医 | |||
化学療法 | × | ||||||
○ | 皮膚リンパ腫 | 光線療法 | ○ | 皮膚科 | 日本皮膚科学会皮膚科専門医 | ||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 皮膚科 放射線科 | 日本皮膚科学会皮膚科専門医 | |||
日本放射線学会放射線科専門医 | |||||||
日本放射線腫瘍学会認定医 | |||||||
化学療法 | ○ | 皮膚科 | 日本皮膚科学会皮膚科専門医 | ||||
悪性骨軟部腫瘍 | × | 骨肉腫 | 手術 | 切・離断術 | × | ||
軟骨肉腫 | 患肢温存術 | × | |||||
Ewing肉腫 | 再建術 | × | |||||
悪性線維性組織球腫 | 骨移植術 | × | |||||
横紋筋肉腫 | 化学療法 | × | |||||
平滑筋肉腫 | 放射線療法 | 体外照射 | × | ||||
血管肉腫 | 小線源治療 | × | |||||
線維肉腫 | 集学的治療 | × | |||||
血液腫瘍 | ○ | 急性骨髄性白血病 | 化学療法 | ○ | 血液内科 | 日本血液学会血液専門医 | |
慢性骨髄性白血病 | 化学療法 | ○ | 血液内科 | 日本血液学会血液専門医 | |||
急性リンパ性白血病 | 化学療法 | ○ | 血液内科 | 日本血液学会血液専門医 | |||
慢性リンパ性白血病 | 化学療法 | ○ | 血液内科 | 日本血液学会血液専門医 | |||
骨髄異形成症候群 | 化学療法 | ○ | 血液内科 | 日本血液学会血液専門医 | |||
骨髄増殖性疾患(多血症、血小板増多症、骨髄線維症) | 化学療法 | ○ | 血液内科 | 日本血液学会血液専門医 | |||
多発性骨髄腫 | 化学療法 | ○ | 血液内科 | 日本血液学会血液専門医 | |||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 放射線治療科 | 日本医学放射線学会放射線治療専門医 | |||
ホジキンリンパ腫 | 化学療法 | ○ | 血液内科 | 日本血液学会血液専門医 | |||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 放射線治療科 | 日本医学放射線学会放射線治療専門医 | |||
非ホジキンリンパ腫 | 化学療法 | ○ | 血液内科 | 日本血液学会血液専門医 | |||
放射免疫療法 | 放射線内用療法 | ○ | 血液内科/放射線治療科 | 日本血液学会血液専門医/日本医学放射線学会放射線治療専門医 | |||
放射線療法 | 体外照射 | ○ | 放射線治療科 | 日本医学放射線学会放射線治療専門医 | |||
小児固形 腫瘍 | × | 脳腫瘍 | 手術 | × | |||
神経芽細胞腫 | 化学療法 | × | |||||
Wilms腫瘍 | 放射線療法 | 体外照射 | × | ||||
横紋筋肉腫 | 小線源治療 | × | |||||
線維肉腫 | 集学的治療 | × | |||||
肝芽腫 | |||||||
骨腫瘍 | × | ||||||
肝芽腫 | |||||||
胚細胞腫 | |||||||
網膜芽細胞腫 | |||||||
小児血液 腫瘍 | bes | 急性リンパ性白血病 | 手術 | × | |||
401 | 急性骨髄性白血病 | 化学療法 | × | ||||
慢性骨髄性白血病 | 移植 | 自家末梢血幹細胞移植 | × | ||||
骨髄異形成症候群 | 血縁者間同種造血幹細胞移植 | × | |||||
悪性リンパ腫 | 非血縁者間同種骨髄移植または臍帯血移植 | × | |||||
放射線療法 | 体外照射 | × | |||||
全身照射 | × | ||||||
集学的治療 | × |
【診療機能−専門分野(部位別)】
疾患名 不足は追加 | 治療内容 | 対応状況 | 担当診療科 | 左記の治療に対応する専門医 |
*所属学会専門医については様式4②を参照 | ||||
原発不明 がん | 化学療法 | ○ | 外科 内科 | 日本外科学会 外科専門医 |
日本内科学会 総合内科専門医 | ||||
放射線療法 | ○ | 外科 内科 | 日本外科学会 外科専門医 | |
日本内科学会 総合内科専門医 | ||||
日本放射線学会放射線科専門医 | ||||
日本放射線腫瘍学会 認定医 | ||||
集学的治療 | ○ | 外科 内科 | ||
性腺外胚細胞腫瘍 | 手術 | ○ | 外科 泌尿器科 | 泌尿器科学会専門医 指導医 |
化学療法 | ○ | 泌尿器科 | 泌尿器科学会専門医 指導医 | |
放射線療法 | ○ | 放射線科 | ||
集学的治療 | ○ | 泌尿器科 | ||
GIST | 手術 | ○ | 外科 | 日本外科学会 外科専門医 |
(Gastro | ||||
intestinal | ||||
Stromal | ||||
Tumor: | 化学療法 | ○ | 外科 消化器科 | 日本外科学会 外科専門医 |
消化管間質腫瘍) | 日本消化器病学会消化器病専門医 | |||
日本消化器外科学会 専門医 | ||||
集学的治療 | ○ | 外科 消化器科 |
医師の専門分野
以下の診療部門の「スタッフ紹介」よりご覧いただけます。
セカンドオピニオン
がん登録について
がん登録とは、がんの罹患や転帰という状況を登録・把握し、分析する仕組みであり、がんの患者数や罹患率、生存率、治療効果の把握など、がん対策の基礎になるデータを把握するために必要なものです。
- 全国がん登録・・・日本でがんと診断されたすべての人のデータを国でひとつにまとめて集計・分析・管理する仕組みです。「がん登録等の推進に関する法律」に基づき、がん登録データは東京都へ届け出ることが義務づけられており提出しています。
- 院内がん登録・・・病院でがんと診断・治療をうけたすべての患者さまのがんについて診断・治療・予後に関する情報を収集して登録・分析する仕組みです。がん診療の実態を把握し、がん医療の質の向上とがん患者さまへの支援に役立てることを目的としています。
当院は東京都がん診療連携協力病院に指定されています。
「院内がん登録の実施に係る指針」に基づき、当院でがんと診断・治療をうけたすべての患者さまのがん情報を登録しています。院内がん登録データとして、国立がん研究センターがん対策センターで年1回実施されるがん診療連携拠点病院等院内がん登録全国集計に情報提供しています。
院内がん登録全国収集データの二次利用について(オプトアウト)
各施設から国立がん研究センターに提出された院内がん登録データは、報告書を作成するだけでなく、定められた審査を経た上で二次利用されることがあります。詳細については、下記をご覧ください。
がん登録における個人情報について
「がん登録等の推進に関する法律」「個人情報保護法」「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取り扱いの為のガイドライン」「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」当院における「個人情報保護方針」を遵守し、患者さまのプライバシーや権利が侵害されることのないよう厳重に管理しています。
~がん登録個人情報利用目的~
*全国がん登録への情報提供
*院内がん登録への情報提供(暗号・匿名化されたデータにて提出)
*予後調査・生存率集計・分析における予後調査にて他の医療機関への照会および各市区町村への住民票照会
*国立がん研究センターにおける「がん登録部会 QI研究」への情報提供(暗号・匿名化されたデータにて提出)
*がんに関する研究および教育のための資料提供(暗号・匿名化されたデータにて提出)
*統計等の作成および二次利用(暗号・匿名化されたデータにて提出)
上記につきましてご同意しがたい場合は医事課まで、その旨をお申し出ください。お申し出がない場合は、ご同意いただけたものとして取り扱わせていただきます。なお、ご同意いただけなくても診療に関して不利益が生ずることは一切ございません。
当院のがん登録実績
院内がん登録件数・男女別
年齢階級別患者割合2023年
部位別登録件数2023年
部位別登録件数上位5位(男女別)2023年
患者住所別割合(都道府県別)
*地域内訳*
区西部 新宿区 中野区 杉並区
区中央区 千代田区 中央区 港区 文京区 台東区
区西北部 豊島区 北区 板橋区 練馬区
区東部 墨田区 江東区 江戸川区
区西南部 目黒区 世田谷区 渋谷区
その他 23区以外の市町村
区東北部 荒川区 足立区 葛飾区
区南部 品川区 大田区
過去のデータはこちら 2021年 2022年
いきいきかぐらざか~がん患者サロン~
「同じような病気の人と悩みを語りあう機会が欲しい」「他の人と情報交換してみたい」などがん患者さまご家族の方を対象とした交流の場を
がん患者サロンについてのお問い合わせ、お申込み がん相談支援センター
本館1階 患者サポートセンター内) 03-3269-8137 (がん相談専用直通)
がん化学療法レジメン情報
ここでは当院のがん診療委員会にて審査・承認されたレジメンのうち、外来化学療法室での使用頻度が高いレジメンを公開しています。地域の保険薬局と連携し、当院でがん化学療法を受ける患者さんへの適切な投薬管理を目的に公開しており、その他の用途については想定しておりません。また患者さんの状態等によって、投与量・投与スケジュールなどは変更となることがあります。