診療内容

皮膚科は、皮膚に生じる全ての疾患を担当します。湿疹・皮膚炎や感染症（細菌・真菌・ウイルス）など一般的な疾患から、乾癬や自己免疫性水疱症、皮膚腫瘍など皮膚科ならではの疾患まで、幅広く診察いたします。
当科では、乾癬やアトピー性皮膚炎、結節性痒疹などに対して免疫抑制剤をはじめとする内服、光線療法のほか、最新の生物学的製剤の導入を積極的に行っております。関節症性乾癬に関しては当院膠原病内科、整形外科と連携しています。
皮膚腫瘍に関しては、手術による切除のほか、疾患によっては液体窒素での除去や、自費でのCO2レーザーによる除去も可能です。
難治性皮膚潰瘍や褥創などに対する局所閉鎖陰圧療法も、入院および外来で行っています。
その他、乳児血管腫に対するプロプラノロール（ヘマンジオルシロップⓇ）投与、金属パッチテスト、ジャパニーズスタンダードアレルゲンのパッチテスト、多汗症に対する外用およびBOTOX注射による治療も行っています。
2023年10月から、ご自身での処置が困難な方の爪切りを専従看護師が主体で行う自費の爪切り外来を開始し、ニッパー、グラインダーなどを用いたケアを提供いたします。巻き爪は自費のクリップおよびマイスターⓇによる矯正を行っています。
帯状疱疹ワクチン（水痘ワクチン、シングリックスⓇ）、HPVワクチン（シルガードⓇ）の接種もおこなっており、帯状疱疹ワクチンは新宿区の補助対象施設となっております。HPVワクチンは男性に対する9価ワクチンも接種可能です。

機器の紹介

疾患によっては、以下の機器を使用した治療を行っています。
・全身型Narrow band UVB照射器（Daavlin 7 Series）
・炭酸ガスレーザー（エスレーザー ESPRIT）